なんの話だ、と思っていると、
「いやいやいや、礼子さん。
探せば居るんですよ、世の中には、きっと。
自分の理想ぴったりの人が」
と美菜が熱く語っている。
「あんたの言うような幻の王子様みたいなのが居るわけないじゃないの。
ねえ、真湖」
だから、何故、私に振る……。
「あら、真湖さんはいいじゃないですか。
五嶋課長、ルックスだけは、ばっちり王子様ですよね」
はあ、そうですね。
ルックスだけは。
あの見かけに、ふらふらーっと行くと、世の中、そんなに甘くない、とたっぷり教えてくれることだろうが。
しかし、此処に居るメンツ、他のフロアの子も混ざっている気がするのだが。
今、当然のように、課長の話が出たな。
確実に広まっている。
やばい、何処かで止めなければと思っていた。
礼子は美菜たちを鼻で笑う。
「あんたたち、ぼんやりしてるだけで、王子様がお姫様抱っこで馬に乗せて連れ去ってくれるとでも思ってんの?」
どうした、礼ちゃん。
なにがあった……。
やさぐれている。
「いやいやいや、礼子さん。
探せば居るんですよ、世の中には、きっと。
自分の理想ぴったりの人が」
と美菜が熱く語っている。
「あんたの言うような幻の王子様みたいなのが居るわけないじゃないの。
ねえ、真湖」
だから、何故、私に振る……。
「あら、真湖さんはいいじゃないですか。
五嶋課長、ルックスだけは、ばっちり王子様ですよね」
はあ、そうですね。
ルックスだけは。
あの見かけに、ふらふらーっと行くと、世の中、そんなに甘くない、とたっぷり教えてくれることだろうが。
しかし、此処に居るメンツ、他のフロアの子も混ざっている気がするのだが。
今、当然のように、課長の話が出たな。
確実に広まっている。
やばい、何処かで止めなければと思っていた。
礼子は美菜たちを鼻で笑う。
「あんたたち、ぼんやりしてるだけで、王子様がお姫様抱っこで馬に乗せて連れ去ってくれるとでも思ってんの?」
どうした、礼ちゃん。
なにがあった……。
やさぐれている。



