Sクラスの教室は他のクラスとは違う校舎にある。
Sクラスは学年に7人しかいないため、Sクラス校舎の教室はがら空きだ。
「ここが1年のSクラスだ。君が1位になったから2位からは1つ下がる。
そのため、7位だった子はいませんが…
今から会う6人があなたのクラスメイトになります。」
隆基は教室のドアを開けた。
隆基、リュカ、ラルラの順に教室へ入った。
教室には洸輝を合わせて男子が4人女子が2人。
机と椅子が7つある他、席の後ろにはソファーとテーブルなど普通の教室には無い物もある。
「今日転校してきた子だ。成績は洸輝と同じ1位だ。
人針さん、自己紹介を」
リュカは頷き一歩前に出て自己紹介をする。
「人針 リュカです。 よろしくお願いします。」
短く礼をすると6人から拍手があがる。
「人針さんの席は洸輝の隣だ。」
リュカは2列目の真ん中にいる洸輝の左隣の席に座る。
「今日の授業は午前はないが午後からAクラスと一緒に魔法の練習をする。
対戦も行おうと思っているからそのつもりでいてください。」
それだけを言うと隆基とラルラは教室から出た。
それと同時にチャイムがなる。
「俺の言った通りだったな。」
洸輝はリュカに微笑みながら言った。
まったくその通りだ とリュカは思いながら自身も微笑む。
「転校してきてそうそう1位をとるなんてやるわねぇ」
突然声がしたため声がした方を見ると洸輝以外のクラスメイトが集まっていた。
「私は メル・ランディー 順位は3位!
ランドル王国とスラクア帝国のハーフなの!」
メルは金髪のロングヘアーに黄緑の瞳。
他の国の血もあるため、肌はリュカたちよりも白い。
Sクラスではムードメーカーである。
「僕は 黒位 隆也 (こくい りゅうや)
順位は4位で、黒位 隆基の弟です。」
隆也は隆基を小さくしたような感じで、
黒髪に黒色の瞳、深緑のメガネをしている。
表情から立ち姿まで紳士的だ。
「俺は 青位 七瀬 (あおい ななせ)
順位は5位だ。」
七瀬は藍色の髪に青色のキリッとした眼。
中学時代、天才と言われた少年だ。
「俺は 煌法院 里都 (こうほういん りと)
順位は6位だ!よろしく!」
里都は青色の髪に黄色の瞳をしており、
制服の上に水色の勾玉をぶら下げている。
背はどちらかと言うと低い方ではあるが活発そうな雰囲気をまとっている。
「私は 煌法院 里華 (りか)! 順位は7位。
里都の双子の妹だよ!よろしくね!」
里華は水色のミディアムに黄色の瞳をしており、青色の勾玉の形をした髪飾りをしている。
7人の中で1番背が小さいため、少し幼く見えてしまう。
皆、顔の整った美男美女ばかりでリュカはこの教室の中で浮いているのではないかと心配する。


