光から闇へ、闇から光へ


クランベル魔法学園の敷地内は広大であった。

周辺は言ったとおり森があり森から抜けると初等部、中等部、高等部の校舎がそれぞれ並んでいる。

そしてさらに高等部からはSクラス、AクラスとBクラス、Cクラス以下と校舎が違う。

成績がいいほど校舎も豪華で快適になっていく仕組みだ。

「……成績で左右されるわけか」

高等部の教師がいる部屋へ行くため廊下を歩いていく。
洸輝はもちろん教室に向かった。

職員室の前に行くと男性教師がいた。

「……君が転校生の人針リュカさんだね。」

教師はメガネを クイ と上げてきく。
リュカは はい と短く答える。

「では、こちらにどうぞ。まずは学力からだ」

通されたのは窓がなく真っ白の壁に真っ白の机と椅子が1つづつというシンプルな部屋であった。

「この問題を30分の間に解きなさい。」

そう言われリュカは問題用紙を見る。
枚数は6枚。問題は裏表あるためかなり難関だ。

(……枚数は多いけど問題はかんたんね)

リュカはペンを止めることなく回答していく。

それについてはさすがの教師も驚いていた。

リュカは20分ほどで全ての回答を終えていた。

「…もういいのか?見直しはしなくても?」

教師はリュカにきくがリュカはまたも はい と短く答える。

教師は そうか と言って回答用紙を回収すると部屋を出た。

そして、次に女性教師が入ってきた。

「へぇこの子が地下から来たという……可愛いわねぇ。

私は 橋倉 ラルラ (はしくら)
地下出身だよ」

先程の男性教師とは正反対の性格だ。
そして、リュカと同じ地下出身者である。