朝食をとり、学校へ行くために馬車に乗り込む。
地下にも少ないが馬車は存在していた。
だが、やはり見た目からして全く違うなとリュカは思っていた。
「学園ではクラスは成績順になるから、学園に行ったらまず試験しないといけないんだ。」
洸輝は微笑みながら言った。
王立クランベル魔法学園のクラスわけは、入学試験の結果で決まるらしい。
1位~7位 Sクラス
8位~38位 Aクラス
39位~69位 Bクラス
70位~100位 Cクラス
101位~131位 Dクラス
132位~最下位 Eクラス
となっている。
途中から転校してきた生徒の場合、魔力、魔法の性能、学力で決められる。
もし、リュカの成績が7位以上であればSクラスに行く。
その場合元々7位の者はAクラスへ降格する。
「リュカならSクラスになると思うよ。ちなみに俺はSクラス。」
洸輝は得意気に微笑む。
「何位なの?」
リュカは興味本意で洸輝にきく。
洸輝は何か言いにくそうではあった。
「まぁ、一応1位だよ。」
それを聞いてリュカは やっぱり と思っていた。
貴族であり、武器を2つも持っているのだそう考えるのは自然だろう。
「あっ見えてきたよ。」
洸輝が外を見ているとクランベル魔法学園が見えてきた。
学園は他の場所よりも少し高い場所にあり、周辺はちょっとした森に囲まれている。
周りから隔離しているような感じだ。
「……本に載っていたのと同じだ……」
リュカは洸輝に聞こえない声で呟いた。
昔、リュカが読んでいた本にクランベル魔法学園の絵が載っていたのだ。
馬車は学園の門をくぐるところであった。
「ようこそ!クランベル魔法学園へ」
洸輝はそう言って笑った。


