※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆
リュカは門がある商店街を走り抜いて今は家にいた。
追ってくる可能性があるため、急いで逃げなければならない。
コン コン
ドアの叩く音がして、リュカは予想通り追ってきたのだと思い裏口から逃げようとしていたとき、グレンの声がした。
「リュカ、俺……グレンだけど」
グレンがなぜ来たのか訳が分からないが少し安心して扉を開けてしまったことに後悔した。
「しまった!」
扉の向こうにはグレンと洸輝と洸岳、護衛の兵士がいた。
扉を閉めようとしたがグレンによってはばかれた。
「おっと~閉めたらいけないよ。リュカ」
「閉める。絶対閉める」
扉を閉めようとするリュカとそれを防ぐグレン。
2人の顔たちはよく似ているなと洸輝は考えていた。
「話を聞いてくれないかね、君には地上へ行ってもらわなければならない理由があるんだ」
洸岳がリュカに話を持ちかけたがリュカは断固としてそれを拒否した。
「話はありません!」
扉を引いていた力をいきなり放したためグレンは転び、その隙をついてリュカは外に飛び出した。
「……すごい勢いで飛び出したな。」
洸輝は驚き、リュカが逃げた道を見た。
「いたた。リュカのやついきなり放すなよ……」
頭をぶつけたらしく、手を頭にあててブツブツなにかを言っていた。
「多分、クロンカトの岩場に行くと思います。」
グレンはリュカの家とは反対にある大きな岩場を指した。
距離はあるが1本道なため、迷うことはない。
「……俺が行って説得してみます。」
洸輝が言い、洸岳を見た。
許可をくださいと無言でいっていた。
「……分かった。ただし10分までだ。」
洸岳が許可をだしたことで洸輝は明るくなり はい と頷いた。
途中まではグレンが案内をしてくれることになった。


