夜空を彩る、 赤 黄色 緑 青 白 …どれもが生きてきた中で何よりも鮮やかに輝いた。そんな風に見えた。 不意に視界が霞んだ。 16歳の夏。 泣いてしまうくらい本気で恋をした。 たとえ誰を傷つけようと 本当に好きになってしまったんだ。