放課後、キミとふたりきり。


「なんか種類がいろいろあるじゃん。全部のページがクリアポケットのやつとか、分厚い台紙のやつとか」

「ああ……えっと、プレゼントだから、しっかりした造りのやつがいいのではないかと……」

「しっかりした造りって?」

「ええ? その、写真だけじゃなくて、飾りつけとかできるようなもの、とか」

「よくわかんねー。沢井が選んでよ」


面倒そうに言われ、ぎょっとして首を振った。


「わ、わたし? そんな、わたしなんかが決めるのはちょっと……」

「言ったじゃん。俺センスないんだって。別に誰も文句つけたりしないし、作るのはお前なんだから好きなの選べばいいだろ」


作るのは矢野くんも一緒じゃないでしょうか……。


そう言いたくても言えず、びくびくしながらたくさんあるアルバムのサンプルをひとつひとつ手にとって開いていった。

選ぶこと自体は嫌いじゃないんだけど、自分のものを選ぶわけじゃないので責任を考えると重い。