そして、仕事場に向かう途中の車中で倉吉からプレゼントを受け取った。
キレイにラッピングまでしてある。
「これで明日のホワイトデーまで間に合うだろ」
「マジで感謝…。ほんっとに、ありがとうございます…」
「うわ〜…カイが俺に敬語とか吐き気するわ……」
「それ、言い過ぎ」
澄音へのプレゼントをカバンの底にしまい込み、仕事に没頭。
この日は家に帰れずにホテル泊まり。
仕事が終了して、家に帰れたのはホワイトデー当日の夕方のこと。
この時間なら、もう澄音は学校から帰って来てるはず……。
どんな反応見せてくれんだろう。
俺がすげー楽しみになる。
マンションの鍵を開けると、驚いた顔でまだ制服姿の澄音。
「海翔さん⁉︎えっ⁉︎帰って来るって…聞いてないよ‼︎」
「なんだよー。帰って来たらダメ?」
「ううん‼︎めっちゃ嬉しい‼︎あはっ‼︎海翔さーん‼︎」
ぎゅっと抱きついてくる。
可愛過ぎなんだよ……。

