でも俺はこの道を選んで後悔なんて微塵もない。
この道を選んだからこそ、澄音に会えたのかもしれねーし……。
「そうだ‼︎海翔さん見て〜‼︎」
「…雑誌?へぇ〜、お前もこんなの読むんだなー」
「今回は特別‼︎メグちゃんが表紙だから買っちゃった〜‼︎」
「あー……1回だけテレビ局ですれ違ったことあるわ」
「え〜っ‼︎良いなぁ‼︎羨ましいよー‼︎」
雑誌を抱きしめながら騒ぐ澄音。
メグちゃんってモデルが、女子高生に人気らしい。
「メグちゃんと喋った⁉︎」
「挨拶されたから挨拶返した程度」
「サイン欲しかった……」
「つーか、今澄音の目の前にいる俺も一応人気なんだけどね」
そんな俺の話もそっちのけ。
彼氏よりメグちゃんか…‼︎
「澄音。騒いでる暇あんなら宿題終わらせろよ〜」
「忘れてたー‼︎終わらないし…」
女のモデルに嫉妬したとか、カッコ悪過ぎて絶対言えねぇ…。
メグちゃんより、俺にして下さい。

