離れたくないな………。
ずっとこのままでいたい……。
その気持ちを伝えたくて、海翔さんの首に腕を回す。
「…っ、ん…海翔さん…」
「なに?」
「もっと……」
自分でも恥ずかしいこと言ってるの分かってる。
でも海翔さんとのキス、好きなんだもん…。
「積極的なの珍しいじゃん。俺としては嬉しいけど」
「じゃあ、このままキスする…」
「その代わり……。大人煽ったら痛い目見んぞ?」
「へっ…?」
意地悪に笑う海翔さんの言葉をあまり理解してなかった。
しかし、たった数秒後。
言葉の意味、よーく分かった…。
息が苦しくなるキスの繰り返しで、海翔さんにしがみつく。
痛い目見ました……。
「なんだよ。もう限界?」
大人な余裕の笑みにドキドキする。
海翔さん、ズルイ…。
あたしは子供なんだ…って改めて実感する瞬間。
「ここから先は、お前がもう少し大人になるまでお預け」
「はーい……」
「えらい、えらい」
早く大人になりたいよ…。
早く海翔さんに近付きたい。

