起き上がった海翔さんは、ポイッとあたしにスマホを投げ付けた。
「倉吉ってヤツから電話来たら、今度酒奢ってやるって伝えとけ」
「はーい……」
それだけ言い、お風呂場へ。
リビングでポツンと1人、黒のスマホを握り締める。
しかし数分後………。
倉吉さんから電話来ちゃったよ〜‼︎
慌てて震える手で通話を押した。
「はっ、はい…」
『カイ…じゃねぇな?カイはどこにいる?』
低いけど冷静な声色。
カイって…海翔さんのことかな?
「あ、えっと…海翔さんなら多分、シャワーに入られてます」
『時間ねぇのに、あのアホガキ‼︎』
「あと‼︎今度酒奢ってやる…と言ってました」
『はぁ〜……分かった。めんどくせぇな〜』
そして切れた電話。
シャワーから出て来た海翔さんに報告だ‼︎
でも、下はスエットだけど上半身裸は色っぽ過ぎて直視無理〜‼︎
「く、倉吉さんに伝えときました…‼︎」
「ん。どーも。はい、ご褒美」
ビールを出した後に、チロルチョコをくれた。
子供扱い‼︎

