まだまだ寝足りない朝。
グラグラと体を揺すられる感覚に目を覚ます。
ボヤける視界に入ったのは、制服姿の澄音ちゃん。
「海翔さん、起きて‼︎遅刻しちゃいますよ〜」
「まだ仕事の時間じゃねーよ…」
「そうなの?倉吉さんが玄関先まで迎えに来てるけど?」
「…忘れてた。朝から打ち合わせだ…」
ダルイ体を無理矢理ベッドから起こした。
そして、制服姿の澄音の手をぐっと引っ張り俺の膝に座らせる。
朝から癒し……。
「制服シワになる‼︎やめて‼︎」
「嘘つけ。嬉しいって顔してる」
「早く倉吉さんのところ行ってあげなよ〜…もう‼︎」
「ははっ‼︎顔真っ赤じゃん」
「うぅ〜…‼︎からかう海翔さんなんて嫌いだ〜‼︎」
暴れまくって俺の腕の中から抜け出した。
そして、ソファーまで逃げたアイツを後ろから抱きしめて捕まえる。
「きゃ〜‼︎食われるー‼︎」
「ほんっとマジで食ってやろうか?」
「朝から盛らないで‼︎変態‼︎おじさーん‼︎」
こんなに、ズバズバ物事言ってくんの澄音ぐらいだろ…。
だから飽きねぇんだよな〜。

