目覚ましの音と共に起きると、自分のベッドでテディベアと寝てたあたし。
昨日は確実にソファーで寝落ちしたはず……。
まさか、昨日のは夢じゃなかった…?
ベッドから飛び起きて、走ってリビングまで行くとテレビが着いてた。
そして、ソファーに座ってた海翔さん……。
「おはよ。澄音」
「お、おはよ…。海翔さん、どうしているの…?」
「あー、空き時間多かったから帰って来た。お前、寂しいだろ〜?」
「べっ、別に寂しくないよっ‼︎海翔さん…プレゼントありがとう」
「別にー。なんもだ」
緩い返事を返される。
やっぱり、キスは夢?
でも……聞く勇気までは持ち合わせていなかった。
「腹減ったな。メシ作って」
「あっ、うん…。今作るね…」
まるで何事も無かった様な態度。
ねぇ、海翔さん。
こんなに、ドキドキして倒れそうなのはあたしだけなの?
あたしが望んで、大好きな人としたキスなのに………
心はすごく寂しくて痛いモノだった。

