大きな赤い箱の緑色のリボンをゆっくり解く。
丁寧に箱を開けると、真っ白の大きなテディベアがこんにちは。
可愛い〜‼︎
そして、メッセージカードまで添えられていた。
『澄音の新しい友達。
寂しくないように‼︎』
海翔さんの字をそっと指で撫でる。
すごく嬉しいよ……。
海翔さん、本当にありがとう。
絶対、絶対大切にするね。
海翔さんのこと、もっと好きになっちゃいそう………。
クリスマスの夜は、テディベアを抱っこして海翔さんのベッドで眠りについた。
今日ぐらい許して下さい…。
眠りにつくか、つかないかのうっすらとした記憶の中。
鼻を掠める香水の匂い。
体がふわっと宙に浮く感覚……。
海翔さんの声がする……。
「ったく、自分のとこで寝ろよ〜…。甘えんぼ」
逞しい腕で、お姫様抱っこされてる。
すごく眠たいのに、胸が大きく鼓動を立てる。
このまま海翔さんの腕の中にいたい……。

