クリスマスもライブ。
そして、お正月もカウントダウンライブだって。
広い室内で1人で過ごすクリスマス。
特番のバラエティ番組もあまり面白く感じない……。
小学生の時も、こんな感じで1人でお母さんの帰りを待ってたっけ。
ピンポーン––––––––………。
夜の9時にもなるのに、インターホンが鳴った。
こんな時間に誰?
インターホンを見ると、大きな赤い箱を抱えた倉吉さんが立ってた。
「倉吉さん‼︎どうしたんですか?」
「急に悪いな。これ、カイに届けろって頼まれててさ」
「海翔さんが?でも、今はまだライブ中ですよね‼︎」
「あー……実は前々から言われてたんだよ。クリスマスは寂しい思いさせるから、プレゼントあげるんだって」
胸がぎゅっと締め付けられた。
忙しい中で、あたしのこと考えてくれてたんだね…?
「カイが人にプレゼントなんて珍しいよな〜。澄音ちゃん、可愛がられてるな」
「そんな…。でも、ありがとうございます‼︎」
「それ、カイに言ってやれよ〜」
倉吉さん経由で届いたプレゼント。
開けるのドキドキする‼︎

