だけど少しずつ海翔さんと怜音の距離は縮まったらしく……。
今では、お風呂入れてくれし‼︎
海翔さんが怜音を抱っこしてる姿を見ると、すごく幸せな気持ちになる。
考えてみれば、あたしは海翔さんに感謝がいっぱい…。
あの時、海翔さんはあたしのこと見捨てなかったから。
ケンカもしたし、いっぱい泣いた。
その分、あたしを笑顔にしてくれた。
今も、これからも最高に幸せ。
「澄音。怜音、ぐっすりだ…」
「寝ちゃったね〜。可愛い‼︎」
「そうだな〜」
そっと、ベビーベッドに寝かせた。
2人でくっつき、怜音の寝顔を見詰める。
「澄音も怜音も、俺がまとめて幸せにするから」
「ありがとう…。海翔さん」
「それ、俺の台詞だよ。ありがとな、澄音」
「どういたしまして」
笑い合って、自然に重なった唇。
これからもよろしくお願いします…の意味を込めて。
キケンな貴方に恋をして、色々な世界を知った。
ずっと、海翔さんに溺愛されていたい。
あたしは、キケンで溺愛してくれる海翔さんが大好きです。
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