そして、隅っこのソファーでベース抱えたまま寝てる嶺。
俺の妹の菜々海と交際中。
アイツが義理の弟ねぇ〜…。
「認めねぇ…」
「ん?何がー?」
「よりによって、なんで菜々海は嶺の事を‼︎」
「あははっ‼︎ラブラブだよね〜。今度、2人で温泉行くらしいよ?」
他人事みたいに笑う愛斗に一発蹴りを入れた。
お兄ちゃんは認めたくありません…。
仕事の方は順調過ぎるぐらいで、来年は2回目のワールドツアーを控えてる。
忙しいし大変だけど、俺はやっぱ歌う事が好きだ。
コレだけは譲れない。
「そろそろ、リハやるぞ〜‼︎海翔、歌詞覚えたか?」
「バッチリ‼︎任せろ」
「よし‼︎じゃ、愛斗は嶺起こせ」
「オッケー‼︎嶺〜‼︎起きて‼︎リハやるよー‼︎」
「んぅ〜………おいで…。菜々海…」
夢の中でも菜々海か‼︎
責任持って、嶺は俺が叩き起こした。

