なんて抱き寄せた時、アイツは「あっ‼︎」と急に立ち上がった。
そして、ベッドルームにあるクローゼットから出した一冊のアルバム。
「はい‼︎海翔さんにあげます‼︎」
「俺に?」
「だって、今日は海翔さんの誕生日だよ?お誕生日おめでとう‼︎」
今日、俺の誕生日か‼︎
多忙が続いて自分の誕生日も分かんなくなってた……。
「ありがとなー。でも、これ何?」
「開けば分かるよ‼︎見て?」
ゆっくりとアルバムを開けば、まずは俺と澄音のツーショット写真。
あとは、夏休みに海行った時の写真とか。
リビングのソファーでギター弾いてる俺の写真も。
「ははっ‼︎お前、コレいつの間に撮ったんだよ‼︎」
「カッコイイなぁ〜と思って撮っちゃった〜‼︎」
「でも、すげぇ…。全部俺らの良い思い出だよな」
「うんうん。最高の思い出だよ‼︎」
1番最後のページには、澄音手書きのメッセージ。
〝海翔さん
いつも側にいてくれて、ありがとう。
これからも、ずーっとよろしくね‼︎
大好きです。〟
ほんとに可愛いヤツ。

