溺愛キケン区域!!




【海翔side】



案の定、倉吉に大目玉食らった記者会見の結婚宣言。


今年の春からツアー始まるからな…。


でも、思ってた以上に応援してくれるファンの方が多くて一安心。


ほんと良かった。


これで、前よりも澄音と堂々と付き合える。



そして、家に帰って澄音がいるのは、すっげー癒し……。


側にいてくれるだけで満足。


ソファーに2人で座る時は、必ずくっつかせる。


「海翔さん。もうすぐ、ツアー始まるよね?帰って来る?」

「地方行くから帰って来れない日のが多いかなー」

「そっか〜…。浮気しちゃダメだよ‼︎」

「俺、澄音以外の女は無理…。何するのも澄音じゃないとヤダ」

「今のきゅんってした…」


上目遣い堪らねぇ……。


我慢の限界で、澄音の可愛い唇に唇を重ねた。


「もっと、ちゅーして…」

「お前が誘ったんだからな?」


苦しそうな表情も、真っ赤な顔も。


全部俺のモノ。