溺愛キケン区域!!




そして、海翔さんには『瑠奈の家にいます』ってメールを送信。


夜7時過ぎに、海翔さんが車で迎えに来てくれた。


「瑠奈ちゃん。澄音のこと、ほんとにありがとな?」

「いえいえ〜‼︎澄音、またウチにおいでね♪」

「うん‼︎瑠奈、ありがとう‼︎」


本当に持つべき友達だね。



フルールの曲が流れる車中。


珍しく少しの沈黙が流れた。


「…今日、学校どうだった?」

「いつも通りだよ。みんな、受験の話で盛り上がってたくらい」

「そっか…。瑠奈ちゃんとなんか食った?」

「うん。レトルトのポタージュ」

「それだけ⁉︎腹減らね⁉︎」

「別に……減らない、かな…」


少し気まずくなり、ふと車の窓の外を眺めた。


最近、お腹空かない……。


正直朝ご飯も食べないし、学校では購買のメロンパン1個だけ。


「海翔さんは?なんか食べた?」

「打ち合わせん時、メンバーと焼き肉食った」

「良いね、焼き肉‼︎」

「今度、行こうな」


いつ、行けるのかな…。


あたし今更気付いた。



有名人との恋愛は難しいって。