そして、澄音が作ってくれたのはオムライス。
ケチャップで俺の名前とハートマークまで書いてある。
やっぱり、澄音の手料理が一番好き。
夜は2人で風呂に入った。
澄音の言う通り俺、少し太ったかも…。
「明日から筋トレしよ…。いや、ジム通おうか……」
「海翔さんは、そのままでもカッコイイよ?好き〜‼︎」
「お前、裸で抱きつくって誘ってる⁉︎」
「ちょっとだけ…。海翔さんに触れてほしい」
火照った体に潤んだ瞳で、素直な言葉。
完全に我慢の限界で…。
澄音を抱き上げて、ベッドへ直行。
「ねぇ、海翔さん。あたしのこと甘やかして?」
「今日は随分、積極的じゃん。たっぷり甘やかすけど」
「うん…っ。大好きだよ……」
「俺も。大好き」
華奢な体を抱きしめて、何度も何度もキスを落とす。
愛してる…なんて言葉で片付けられないほど俺は澄音に惚れてる。