ベッドの縁に澄音を座らせて、そっと頭を撫でた。
可愛い笑顔しちゃってさ〜‼︎
「襲いてぇ…」
「えっ⁉︎は、はい⁉︎」
「ははっ‼︎ごめん、嘘」
「海翔さんが言うと冗談に聞こえないよぉ〜」
澄音、俺嘘ついた。
けっこー本気……。
いくら個室と言えど、病室だしここはぐっと我慢。
「海翔さん、ちょっと太った?」
「げっ‼︎バレた⁉︎最近、筋トレしてないんだよな…」
「あはっ‼︎お腹ちょっと柔らかくなってる〜‼︎」
「腹を殴るな‼︎摘もうとするなっ」
「だって、海翔さんいっつも腹筋あるからレアなんだもん‼︎」
めっちゃ喜んでるし……。
でも、くっつかれてるから悪い気はしねぇの。
こんな他愛の無い事で笑ってる時間が一番好きだ。
「早く帰って来てね」
「そのつもり。良い子で待ってろよ」
「うんっ…」
唇を重ねれば、幸せに包まれた。
俺も、早く澄音の側にいたい。

