スーッと息を吸った海翔さん。
その瞬間、少し掠れた甘い声が柔らかく歌を作る。
海翔さんらしい直球な歌詞から、大きな愛情が伝わるの……。
つい、目を閉じて聞き入っちゃう…。
「………って感じの俺から澄音へ、ベタなクリスマスプレゼントでした」
「ヤバイ…。なんか、泣きそう…っ」
「ほんとはカッコ良くプレゼント渡したかったんだよな〜」
「カッコイイよ‼︎海翔さんは…っ、カッコイイ。ありがとう…」
「嬉しいけど照れるな、これ…」
口元を手で隠して耳まで赤くする。
ベッドに歩みより、海翔さんの頬に「ありがとう」と「大好き」のキス。
「バカ…。キスすんならこっちだろ」
「んっ……」
グイッと顎を掴まれ少し強引にキスされた。
その時に布団の隙間見えた、ぐちゃぐちゃのノート。
さっき歌ってくれた歌詞が走り書きされていた。
海翔さん、ほんとにありがとうね。
「…何笑ってんだよ」
「ふふっ、幸せだなぁ〜と思って」
「俺も。お前といれば幸せ」
今日の海翔さんは、少し甘め。
大好きだよ……。

