マネージャー倉吉の車で来た俺のマンション。
鍵を開けると愛斗が先頭で玄関に駆け込む。
「やっぱ海翔んちって生活感無いね〜‼︎って、あれ…?」
「…女の子の靴と、ローファー…?」
観察眼鋭過ぎる嶺……。
冷や汗がタラっと流れた瞬間、ビミョーなタイミングで澄音が来た。
「あっ……こ、こんばんは…」
「こんばんは〜…。えっと〜…海翔の彼女ちゃん⁉︎俺、滝島愛斗でーす‼︎」
「待てよ…海翔。まさか、高校生とか?」
突き刺さる様な一輝の視線に、ただ頷いた…。
最高に気まずい空気なんですけど⁉︎
「あっ‼︎でも、あたしは彼女じゃなくて居候なので‼︎無理を言って、海翔さんのお家に居候してるんです」
「ほんとか⁉︎海翔に脅されてる訳じゃないんだな⁉︎」
「は、はい‼︎大丈夫です…」
「おい、一輝。俺を悪者扱いすんな」
「されるでしょ。だって、高校生だもん」
嶺まで便乗しやがって‼︎
ただの居候だっつーの‼︎

