普段全く料理しない俺だけど、ネットで調べながらお粥作ってみたり。
ベッドルームを覗き、澄音が寝ている事を確認して俺はソファーで眠りに付いた。
ほんの数時間眠って、あっという間に仕事……。
『寝坊か〜⁉︎早く降りて来いよ‼︎打ち合わせ時間遅れるっての』
「わりぃ…。あと、10分待って…」
迎えに来たマネジャー倉吉から催促電話が来るほど。
だけど、仕事行く前に澄音の状態知っときたい。
顔赤くして苦しそうに眠るコイツ。
熱を計れば『38.0℃』。
昨日より、ほんの少し下がったな…。
首に触れれば、じっとりと熱さが伝わる。
「…海翔、さん…っ」
「大丈夫か?苦しいとこない?」
「平気…。早く、お仕事行かなきゃ…」
「そうだな。でも、何かあったら必ず俺に連絡寄越せ。分かった?」
小さく頷き、布団に潜った。
こんな時に限って、仕事続き。
側にいてやれたらどれだけ良いか…。

