スマホを出して、すぐに電話を掛けた。
すげー頼れそうな、一輝の彼女の芽依子に。
『…もしもし〜?こんな時間に何?』
「わりぃ、芽依子…。看病って何したら良いか教えて…」
『えっ⁉︎まさか、澄音ちゃん熱出したの⁉︎何度⁉︎』
「38.5℃…」
『薬とか、熱冷ましとかある?ないなら買いに行かないと‼︎』
熱冷ましもない。
おまけに、薬も二日酔いの薬しかない。
買いに行くか。
「澄音。すぐ帰って来るから、ちゃんと寝て待ってろよ」
「うん…」
心細い顔するアイツを残して、コンビニとか24時間開いてる店を周り調達。
苦しそうだけど、眠ってて安心した…。
「熱冷まし貼るな…。冷たいけど、我慢して…」
「…んっ‼︎冷たい…」
「起こした…ごめん」
「大丈夫…。海翔さんに会えたから…良い」
小さく微笑み、また目を閉じる。
こんなにツラそうなのに、何も出来ない歯痒さな…。
もどかしい…。

