溺愛キケン区域!!




改めて思ったけど、あたしみたいな凡人と海翔さんみたいな超有名人が付き合ってるって奇跡だよね?


すごいや………。



「ん、澄音。おかえり」

「ただいま、海翔さん。今日は早かったんだね?」

「明日、朝5時から仕事だかんな〜」


家に帰れば、当たり前に海翔さんがいる。


付き合ってる事も本当なんだけどな…。


「…学校でなんかあったか?」

「えっ…。あ、ううん‼︎何もないよ‼︎普段通りだった‼︎」

「ふーん…。そっか。気分転換に、メシでも食いに行く?」

「でも、そんな事したらバレちゃう…」

「まあまあ、俺に任せなさい‼︎制服、着替えて来いよ」


私服に着替えてる間に、どこかに電話していた。


ほんとに大丈夫かな…。


「海翔さん、どこ連れてってくれるの?」

「よくメンバーと行く焼肉屋。個室取ったから心配無用」


笑ってあたしの頭をくしゃっと撫でた。


気遣ってくれてるんだよね?


優しさが痛い程、嬉しい…。