結局、学校で書けなかった進路希望調査は家に持って帰って来た。
明日の朝までに提出だって。
そして、夜10時過ぎに海翔さんは帰宅。
お風呂上がりに、ソファーで缶ビールを飲み至福の時間を過ごしてる今が狙い目‼︎
「澄音〜。ビールもう1本持って来て」
「はーい‼︎冷え冷えのビール、どーぞ‼︎」
「サンキュー。なんか、今日やけに素直じゃん」
「え〜‼︎そんなことないよ〜」
そうです。
今日のあたしは素直なんです‼︎
海翔さんの目の前の床にペタッと座り、計画実行‼︎
「あのね、海翔さん。折り入ってお話があります」
「別れ話なら聞かねぇからな」
「その逆だよ‼︎海翔さん‼︎……あたしと結婚して下さい‼︎」
「お〜…逆プロポーズってやつ?」
「そうです」
「ヤダ」
あっさり断られた〜⁉︎
しかも、躊躇いナシの即答…。
「バーカ。どーせ、進路とかで悩んでんだろ?進路の紙貸せよ」
「うん…」
くしゃくしゃの進路希望調査を海翔さんに渡す。

