多少心配は残るけど、待ってられるほど俺も大人じゃなかった。
余裕かましてる澄音と形勢逆転。
ベッドに押し付ければ、目を丸く見開いた。
「まだ成績出てないの。でも、海翔さんに触ってほしい…」
「随分、積極的じゃん。勉強し過ぎて素直になった?」
「あはっ‼︎そうかも‼︎ねぇ……ちゅーして?」
「それだけで終わらせねーよ」
何度も、何度も、キスを落とす。
唇を塞げば、首に回る澄音の腕。
「…っ、無理…。苦しい…」
「ヘタクソ。キスの感覚忘れた?」
「お預けだったせいかも…」
ジーっと俺を見詰める潤んだ瞳。
歯止め効かなさそう…。
苦しそうな声も、表情も全部が俺だけの特権。
愛しくて仕方ない……。
お前より、俺の方が惚れてんのかも…。
俺の腕の中で、眠たそうに瞬きをする澄音。
閉じ込めちゃいたい…って思う程。
「今日、学校休む…」
「いいよ。今日だけな」
「うんっ。海翔さんといたい」
ふわっと笑う姿に、俺はまた好きになるんだ。

