まだ小さい頃にさ「菜々海、お兄ちゃんと結婚するの‼︎」なんて言ってたのに……。
菜々海の嘘つき‼︎
もう、イライラが募り過ぎて急に冷静になった俺。
仕事を終えて帰宅したのは夜中の2時過ぎ。
予定より遅くなっちまった。
案の定、ベッドでスヤスヤと澄音は夢の中。
だから、俺も大人しく隣で寝る事にした。
体に重みを感じて目が覚めた朝。
うっすら目を開けると、驚きですぐにピントが合う。
「起きた?おはよう、海翔さん」
「す、澄音ちゃん…?何してんの?」
「見ての通りですけど」
俺のスエット上のみを着て馬乗り状態。
朝から、オイシイ感じになってません⁉︎
「こんな事してたら、襲われるかもよ〜?」
「全然良いよ。男は…据え膳……えっとー…」
「据え膳食わぬは男の恥。だろ?」
「そう‼︎それ‼︎食わないと男の恥じゃないの?」
可愛く小首傾げて聞いてくるコイツ。
ほんとに成績上がってんのかな……。

