最近は、年末のライブの打ち合わせで忙しい仕事。
澄音に触りたい気持ちが満たされないまま、事務所の地下スタジオで曲作り。
ギター弾いてても心ここに在らず…。
「おい‼︎さっきから、音間違い多いヤツいるんだけど⁉︎」
「一輝の言う通り‼︎ドラム無視してる‼︎」
一輝と愛斗からブーイング。
せめてもの助けで右横の嶺を見ると、冷たい視線。
「今日の海翔。やりにくい」
もう無理だ……。
澄音の言う通り、俺の方が限界早かったわ…。
「海翔〜‼︎こんなに調子悪いのって、澄音ちゃんとケンカでもしたの?」
「ケンカはしてねぇかな…」
「なんだ〜それ?俺は、瑠奈ちゃんと順調だけどねぇ〜♪」
愛斗は嬉しそうに話す。
いつの間にそんな急接近したんだよ…。
「澄音の友達なんだから変な事すんじゃねーぞ‼︎分かったか⁉︎」
「海翔厳しい〜」
女の子に対しての愛斗は、正直信用ならねぇ…。

