それから連日、日付けが変わっても徹夜で勉強。
真夜中リビングで数学の勉強をしていると、海翔さんが起きて来た。
「澄音。もう勉強やめろ」
「やめない。明日、土曜日で休みだから良いの」
「良くねぇ。すげー疲れた顔してるから言ってんだ」
ちょっと怒った声に、肩が震える。
でも、隣に座り込み優しくあたしの頭を撫でてくれた。
「お前が体調崩してツライ顔してんの見たくねぇ。だから早く寝るぞ」
「…うん。でも…」
「俺が寝られねーの。抱き枕無いと寝付きわりぃんだよな〜」
「へっ?抱き枕?」
「そっ。澄音がいないと無理」
海翔さんに甘やかされた…。
素直にベッドルームに行き、抱きしめられて眠りにつく。
だけど、おやすみのチューはナシ。
いつだって、海翔さんはズルイ……。
意地悪なのか、優しいのか分かんないよ〜…。
そんなところが大好きなんだけどね。
勉強頑張って、褒めてもらうんだから‼︎

