次の日の授業から、あたしはずーっと真面目モード。
ひたすら板書。
「澄音…。お前、勉強なんかしてどうしたんだ?頭打ったのか?」
「うるさい龍也‼︎」
「お、おう…。わりぃ…」
チラチラ見てくる龍也もシカト。
隣の席の瑠奈は、ニコニコ笑ってあたしの教科書に落書きをする。
「見て〜‼︎うさぎ〜‼︎うまくない?」
「瑠奈‼︎そんな暇あるなら勉強しなさい‼︎」
「ヤダ〜‼︎ママみたいなこと言わないでよぉ‼︎」
みんなに構ってられないの‼︎
あたしには余裕が無いんだから‼︎
学校が終わると、寄り道せずに真っ直ぐ帰宅。
海翔さんの晩ご飯を作ってから、すぐにリビングで勉強‼︎
「ただいま〜。早速、勉強してんじゃん。えらーい」
「海翔さんに怒られたから‼︎ご飯、冷蔵庫のチンして食べてね」
「は、はい…。澄音、マジで勉強してる感じ…?」
「当たり前でしょ‼︎」
必ず、成績上げるもん‼︎

