ドキドキする胸を押さえて、ソファーに座る海翔さんを見上げると……。
「バカ‼︎学生の仕事はなんだ⁉︎数学に至っては、2ってなんだよ‼︎授業中何してんだ⁉︎」
「いや〜‼︎ごめんなさい〜‼︎」
「謝ってもムダ。この成績全部上げやがれ」
「どこまで上げれば……」
「10段階評価、最低でも5」
鬼畜め〜‼︎
涙目で睨み付けたけど、冷たく見下ろされるのみ。
「あ、それから条件な」
「条件?」
「次のテストで成績上げるまで、キスもエッチもなし」
「何それー‼︎海翔さんが我慢出来ないクセに‼︎」
「ガキなお前と違って我慢出来ますー」
憎たらしく言い放ち、シャワーへ行ってしまった…。
めっちゃ腹立つ〜‼︎
絶対、絶対、絶対に成績上げてやるんだから〜‼︎
あんな条件付けて後悔するのは、海翔さんの方なんだからねっ‼︎
すぐに教科書とノートを広げて、徹夜で勉強してやった。

