倉吉さんの前でやめて〜‼︎
今までの行いの悪さから、担任からは成績悪過ぎて酷評ばっか。
最悪……。
家まで送ってもらう帰りの車中。
倉吉さんは苦笑いを浮かべて、タバコに火を着けた。
「澄音ちゃん。こりゃ、海翔に怒られるぞ」
「えっ⁉︎ヤダ‼︎」
「アイツ、ああ見えて高校は進学校でさ。結果、中退してるけど学生時代は常に学年トップだったらしい」
「嘘⁉︎初耳です…。じゃあ、一輝さんや愛斗さん、嶺さんも⁉︎」
「全員、同じ高校だからな。バカな事してるけど頭は良いぞ」
す、すごい……。
でも、海翔さんは優しいから怒ったりなんかしないよね?
倉吉さんにお礼をして、1人マンションに帰宅。
絶対に怒られない……。
自己暗示して、担任から貰った成績表を海翔さんに見せた。
「なぁ、コレ何段階評価?」
「10段階です‼︎」
「10段階で、ほぼ3ばっか……」
缶ビールをコトっとテーブルに置く。
あ、あれ…?
表情曇ってる……。

