だけど今日はもう帰るだけ。


澄音とプチ言い合いをしたまま、瑠奈ちゃんを送り届けて俺らも帰った。


やっぱり、家が一番落ち着く〜‼︎


「楽しかったね〜‼︎海翔さん‼︎」

「楽しかったけど、まだ寝足りねぇ…。昼寝するかー」

「あははっ‼︎あたしも〜?」

「そっ。お前も」



帰って来て早々、2人でベッドに潜り込んだ。


抱きしめた澄音に安心する…。


「海翔さん…。暑い…」

「分かった。じゃあ、もうちょいクーラー温度下げるな」

「離してくれないんだね…」

「澄音とくっついてたいから離すの無理」

「嬉しいけど照れるー‼︎」


耳まで赤くして、俺の胸に顔を埋めた。


ほんとに可愛いヤツ……。


離したくねぇや……。


「あっ…。海翔さん、おやすみのチューは?」

「これ、昼寝だけど」

「それでも必要なんです‼︎」


言い切るアイツが可愛くて。


キスを一つ落とした。


お前が側にいれば、それだけで幸せ。