お風呂は別々に入った夜。


同じベッドに海翔さんがいる…。


いつもなら当たり前なのに、久々過ぎて緊張するよ…‼︎



「澄音にはほんと寂しい思いさせてたよな〜。ごめん」

「そんなことないよ‼︎あたしは大丈夫‼︎」

「強がんなって。おいで?誕生日の分まで甘やかしてやるよ」

「あっ‼︎海翔さんっ…」


ぐっと腕を引っ張られて、あっという間に海翔さんの腕の中。


逞しい胸から、ドキドキと心音が聞こえる。


今年は、あたしの誕生日一緒にいられなかったもんね……。


「顔真っ赤。これからもっと、恥ずかしいコトすんのに大丈夫ー?」

「へっ⁉︎は、恥ずかしい…コト?」

「そっ。誕生日の分と、普段の分でいつもの倍に」

「海翔さん⁉︎甘やかしてくれるんだよね⁉︎」

「甘やかしてやるよ。ベッドの中で」


簡単にベッドに押し倒された体。


ニヤッと怪しい笑みを浮かべる姿に、ドキッとする…。


「途中でへばんなよ?」

「ちょっ、ちょっと待って…‼︎んっ…」



熱いキスが全身に降り注ぐ。


海翔さんに触れられるのが嬉しい…。