まだ不慣れで恥ずかしそうに俯く顔も、全部が好きで。
一番好きなのは、このふにゃっとした笑顔だけどさ。
「なんか、このまま海翔さんとずーっとダラダラしてたいな〜」
「それ悪くねぇな。たまには、外連れてってやりたいけど……」
「今は仕方ないよ‼︎だって、パパラッチされちゃ困るでしょ?」
「澄音となら、パパラッチされても良いかもー」
「何バカなこと言ってるんですかっ‼︎」
真面目な顔で俺を見詰めた。
こうゆう時は、澄音の方が大人なんじゃないかと思う……。
俺の方が甘い考え方してんじゃねーかな…。
「あたしね、海翔さんが側にいてくれるだけで十分なの」
「可愛いこと言ってくれんね」
「えへへ…」
照れ笑いを浮かべて、俺の腕に抱きついた。
2人でいられるだけで十分、幸せなのかもな?
夕方、ニコニコ笑った澄音が俺の腕から抜け出した。
「海翔さんに、サプライズがあります‼︎」
「えっ⁉︎何⁉︎」
澄音はパタパタとキッチンに走って行き、冷蔵庫を開けた。
そこから出したのは大きめの白い箱。

