試しに、家に帰ってから澄音に話を聞いてみた。
ほんとは、サプライズした方が何倍もカッコイイけどさ…。
「ホワイトデー、なんかリクエストあるか?」
「なんでも良いの⁉︎」
「もちろん‼︎」
「じゃあ…クッキーが良い‼︎缶に入ってるやつね‼︎」
すげー楽しそうに話すし‼︎
俺、そんなの何個でも買ってやるよ。
「海翔さんは、あたしの願いなんでも叶えてくれるよねっ」
「そりゃあ〜…俺の大切な澄音ちゃんなんで。願いは全部叶えてやりてぇよ」
「なんか王子様みたい〜‼︎」
「澄音だけの王子か〜…。それも悪くねーな」
「あははっ‼︎ねぇ、王子様‼︎今晩、腕枕して下さる〜?」
「仰せのままに。…って、俺は王子ってガラじゃねーやー‼︎」
「良いもん。あたしだけの王子様でいてくれるなら‼︎」
ニコッと微笑んで、膝に座って来たアイツを後ろから抱きしめる。
俺よりも小さい……。
だけど、この小ささにいつも安心するんだよな〜。

