ダラダラと海翔さんの腕の中で過ごした暖かい夜。
触れられるのも、こうやってキスされるのも海翔さんが良い……。
「お前、明日学校だろ?そろそろ寝るか?」
「お腹空いて眠れないもん」
「じゃあ、今日は俺が澄音に作ってやるよ」
珍しく海翔さんの手料理‼︎
手早く作ってくれたチャーハンはすごく美味しかった。
「たまには海翔さんの手料理が食べたいな?」
「え〜…。俺は澄音の手料理の方が断然好き」
「きっと、大好きな人が作ってくれるからだよ‼︎」
「ははっ‼︎そうだな。結婚でもしたら交代にする?」
〝結婚〟だって…。
あたしとずっと一緒にいてくれるんだ……。
つい嬉しくて、後片付けをする海翔さんの背中に抱きついた。
「くっつき虫か、澄音チャン」
「うん。明日学校休んじゃおうかな…」
「俺、明日朝6時にはいねぇよ」
「…やっぱ、学校行く」
「また時間ある時に、好きなだけ甘やかしてやるから」
優しく微笑まれる。
あたしは何があっても、やっぱり海翔さん一筋だよ。
妬かせてごめんね。

