溺愛キケン区域!!




少し気になり、フルールの曲を聴きながらの帰り道。


ボーカルの声が素敵過ぎる…。


心の中から癒される気分……。


今度から曲聴いてみようかな?



そして、足取りも軽く誰もいない広いマンションへと帰宅。


海翔さんの仕事はよっぽど忙しいんだと思う。


1日、2日会えない日なんて普通。


ご飯の作り置きだって当たり前。


正直、海翔さんがいない日は結構寂しかったりする……。



まるで小さい頃のあたし。


夜まで保育園でお母さんを待ってた事を思い出しちゃう…。



空き部屋に置いてもらった、新しいベッドと小さなテーブル。


明日、海翔さんに会えることを期待して眠りについた。



翌朝、土曜日のため遅起き。


リビングに向かうと、真っ白のソファーに座る後ろ姿が…。


「海翔さん⁉︎」

「おー…澄音…」

「予定より帰り早かったね?それよりも、具合悪そうだけど……」

「酒飲み過ぎた〜…。とりあえず、水くれ…」


私服のままだし帰ってきたばっかか。


てか、めっちゃお酒臭っ‼︎


なんか、甘い匂いもするし…。