そのまま押し倒されて、海翔さんの腕の中。
首筋に走る痛みすら愛しい……。
「最高に幸せにしてやるよ」
「海翔さんが…っ、側にいてくれれば…あたしは幸せ……」
「…っ、あんま可愛いこと言わないでもらえます?」
「えっ…?」
「俺、年上なのに歯止め効かなくなるから…」
その言葉通り、いつもより余裕の無い表情…。
この表情を見られるのは、あたしだけの特権……。
「澄音…大好き」
「あたしも…」
小さい頃からずーっと……暖かな家族を夢に見た。
だけど、海翔さんなら全て叶えてくれそうだね……。
大好きな人の腕枕で抱きしめらながら眠りについた。
明日は更に好きになる。
朝は微かに聞こえるギターの音色で目が覚めた。
すごく優しくて甘い音色……。
誘われる様にリビングまで来た。
「あ…わりぃ。起こしちゃった?」
「ううん。あたし、その曲すごく好きみたい…」
「良かった‼︎これ新曲のバラードでさ。澄音のために歌っちゃおうかな〜」
「えっ‼︎聞きたい‼︎」
だって、すごく贅沢だよね‼︎

