だけど、さすがに男の人の力には敵わなくて…。
簡単に押し倒された。
「声出すなよ?」
「本気⁉︎どうして急に…」
「さっき、同級生に彼女自慢されたから」
「それだけ⁉︎」
「俺の澄音が一番可愛いのに。これ以上の女いねぇよ」
キュン…と胸が高鳴った。
結局、あたしは海翔さんに流されるまま。
首筋にキスされ、ぎゅっと目を閉じた時だった……。
「えっ、ちょっ…海翔、さん?」
あたしの上に乗っかる重たい体からは、規則正しい寝息が。
あんなに、ドキドキさせといて寝てるし〜‼︎
「重たい…‼︎もう‼︎」
どうにか、海翔さんを隣に寝かせて背中を向けた。
さっき言ってたこと………。
実は結構嬉しかったんだから…。
好きなだけドキドキさせといて、なんなよ〜…。
もちろん、朝目覚めると本人は何も覚えてない。
眉間にシワを寄せて頭を抱えてる。
「やっべぇ〜…。クソ頭いてぇ…」
「二日酔いですか。バチ当たったんですねー‼︎」
「えっ⁉︎おっ、俺…澄音になんかした?」
首を傾げて、キョトン顔。
もう知らないんだから‼︎

