緊張気味の澄音だったけど、菜々海を見るなり超笑顔。
「可愛い〜‼︎海翔さんの妹さん⁉︎」
「そっ、今高1。コイツかなり内気だから仲良くしてやって…」
「うん‼︎橘澄音です‼︎よろしくね‼︎菜々海ちゃん‼︎」
「よっ、よろしくお願いします…」
妹のクセに俺と性格は正反対。
内向的で人見知り。
学校でも友達いるんだか、どうだか………。
澄音を連れて、俺の部屋に来た。
マンションとそんなに変わらず、物は少なめ。
強いて言うならギターが2本ほど。
「相変わらず無機質だよね‼︎」
「ギターにしか興味無かったんだよ‼︎」
この部屋で、毎日の様にメンバーで練習してたっけね……。
「でも…海翔さんの実家って、すごく心地良いね。なんか…あったかい‼︎」
「なんなら嫁いじゃう?俺は大歓迎だけど」
「しょ、将来的には……不束者ですが、お願いします」
「まぁ、お前と住むならもっとデカイ家建てるけどね〜」
「あはっ‼︎楽しみにしてる‼︎」
実家で、しかも彼女が側にいて……。
澄音が隣にいるだけで十分癒し。
今の俺って相当幸せ。

