溺愛キケン区域!!




生放送を終えた帰りの車中のこと。


倉吉が運転する中、スマホの電話でハッと目が覚めた。


こんな夜に誰だ?


大した確認もしないで出た。


「…はい」

『海翔〜‼︎やっと電話に出たわね‼︎』

「げっ‼︎母さん‼︎」


まさかの実家から……。


相変わらず、声デカイな‼︎


『何よ〜その反応‼︎今年こそ、家帰って来なさいよ‼︎アンタ‼︎』

「仕事が忙しくて無理…」

『菜々海(ナナミ)も、テレビ観て会いたがってたわよ』

「…分かった。なんとか、時間作るから。また連絡する」

『待ってるわ〜♪あっ‼︎彼女、いるなら紹介しなさいねー‼︎』


たまには実家帰るか……。


俺のファン第1号で妹の菜々海にも、ずっと会ってねーし。


元気にしてるかなぁ〜…。



家に帰宅して、ベッドルームを覗くとスヤスヤ眠る澄音がいた。


仕事の疲れも癒される……。


「ただいま…」


なんて、頭を撫でて額にキスを落とす。


彼女を実家にね〜……。


高校生なんて言ったら、すげー怒られそうだ…。