俺が高校生の時は仕事漬けの毎日で、ロクに学校も行ってない。
結局、辞めたし。
だからこそ、澄音には高校生活を思う存分楽しんでほしい。
『でも…電話嬉しい。ありがとう』
「いーえ。体調悪くするから、ちゃんと寝ろよ?」
『うん‼︎これ終わったら部屋戻って寝るね』
「えらい。さすが俺の澄音ちゃん。大好きだかんな。おやすみー」
『へっ⁉︎ふぇっ⁉︎だっ、だ…⁉︎あっ、あたしも好きー‼︎』
デレて切ってやった。
声で伝わる照れまくる澄音。
今、どんな顔してんだろ?
同じ部屋にいる友達に笑われてんじゃねーの?
電話を切った後、1人でおかしくなる。
澄音が俺んちに来るまでの約1年前までは、1人で眠るベッドが当たり前だった。
なのに、今はものすっげー落ち着かない……。
隣に澄音がいないだけで、寝付きもかなり悪いし。
年上面してデカイ態度取ってるけど、俺は澄音がいないとダメみたいだ…。
つーことで、早く帰って来て下さい…。

