もしも今、澄音に嫌われて俺の隣から消えたら………
考えただけで無理だ…。
「ふーん…。じゃあ、そうゆう空気にもなんねぇの?」
「あんまり。つーか、アイツもまだ嫌だろ?」
「さぁ?案外、女の子側の方が望んでたりするし」
「澄音に限って……ねぇだろ…?」
「女の子って大人だって話し、聞いたことあるけどなぁ〜」
ニヤニヤ笑って、喜んでるだけの一輝。
改めてそう言われると、アイツの本心分かんねぇし……。
だからって聞くのも変じゃん?
年下って難しい………。
夕方に、一輝のマンションを出てから家の近くのバーで久々に夜中まで1人飲み。
家に帰って、可愛い笑顔の出迎えが無いのは味気ねぇな……。
気付けば右手にスマホを握ってて、アイツに電話を掛けてた。
寝てたらゴメン。
『もしもし⁉︎』
「おー、起きてたか。暇過ぎて電話しちゃった」
『そんな可愛らしく言われても…。今、友達とババ抜き中なの‼︎』
「修学旅行の醍醐味だな」
電話越しに聞こえる女の子数名の高い声。
楽しんでる様なので俺は満足です。

