お昼ご飯を食べる時もグループ単位。
瑠奈と向かい合わせで座ると、龍也が隣にドカッと腰掛ける。
「げっ…。澄音の隣かよ…」
「龍也が座ったんでしょ〜⁉︎ご飯がマズくなる…」
「うっせーな‼︎食い過ぎたら太るぞ。デブ〜」
「余計なお世話‼︎ゴリラ‼︎」
「黙れブス‼︎ゴリラじゃねーよ‼︎ガタイが良いんですー」
せっかくの修学旅行なのに、ストレス溜まる〜‼︎
海翔さんに会いたいよぉ〜‼︎
結果、耐え切れず夜にホテルの階段から海翔さんに電話した。
『なんかあったかー?』
「海翔さんとこ帰りたい…。ムカつく男子がいるの…」
『イチャイチャしてんじゃねーよ‼︎』
「はっ、はい⁉︎今の文脈でどこがイチャイチャ⁉︎」
『良いなぁ〜…。俺も、澄音とどっか行きてぇ』
「あたしも……」
大好きな人の声を聞いたら、心が落ち着く……。
夜の10時でも仕事中だったみたいで、すぐに電話を切った。
大好き…。
「…ふーん。お前にも彼氏いたんだ?」
「っ‼︎龍也⁉︎」
スポドリ片手に立ってたアイツ。
盗み聞きか〜‼︎

