家出のためらしい大きいカバン。
その中のアイツの着替えは、大雨のせいで全滅。
勝手に洗濯機ん中突っ込んじゃった…。
代わりに、俺の部屋着置いといてやった。
「海翔さん‼︎お風呂も着替えも、ありがとうございます‼︎」
「いーえ。あんな状態でいたらほっとけねーだろ…」
「えへへっ…あっ‼︎コンタクト外してない‼︎」
「カラコンってやつか」
「そうです‼︎めっちゃ顔変わりますよ‼︎………ほら‼︎」
振り向いた顔は、かなり童顔。
年下に対して不覚にも可愛い…なんて思った…。
「すっぴんって照れる〜‼︎」
「心配すんな。そんな顔変わんねーよ」
「ええっ⁉︎ショック‼︎今から、メイクの勉強します‼︎」
「その暇あったら寝ろ‼︎」
俺の寝室に押し込んだ。
これ以上、隣でアイツが笑ってたらヤバイ……。
疲れてるから勘違いか?
飲んで忘れてやる‼︎

