日付が変わる頃には、さすがの澄音も膝の上で眠そうな顔。
明日は土曜日で学校休みだっけ。
「眠たい…。海翔さん、ベッド行こ?」
「澄音から誘われたら行くしかねーじゃん」
「怪しい笑い方しないでよ〜…。お触り禁止だからねっ」
「良いよ。俺、他の女の子触るし」
「…ヤダ‼︎それなら、全然触って良いよ‼︎」
眠たいクセに必死になる姿も可愛くて、イジメがいある。
あんまイジメんのも可哀想だから、抱えてベッド連れてったけど…。
部屋の電気を消して、隣に寝るとぎゅーっと腕に抱きつく。
「おやすみのちゅーしちゃう?」
「澄音が可愛くお願いしてくれたらしちゃう」
「意地悪…。ちゅーして……」
「了解。好きなだけしてやる」
一度、小さな唇にキスをすると止まらなくなる。
苦しそうな表情も、俺にしがみつく指も、全部が好きだ…。
唇が離れた瞬間の涙目も堪んない。
「大人のちゅーって苦しいね…」
「俺の愛情の重さ的な?」
「バカ……」
2人で笑い合って眠りについた。
この瞬間、幸せ。

